那覇空港で「ホエールウオッチング写真展」-招待券プレゼント企画も

ザトウクジラの豪快なパフォーマンスをとらえた写真や行動パターンの開設パネルなどを展示するほか、招待券プレゼント企画も用意した

ザトウクジラの豪快なパフォーマンスをとらえた写真や行動パターンの開設パネルなどを展示するほか、招待券プレゼント企画も用意した

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 那覇空港(那覇市鏡水、TEL 098-840-1151)2階ウエルカムホールのギャラリースペースで1月11日より、「ホエールウオッチングパネル展」が行われている。主催は、座間味村ホエールウオッチング協会(TEL 098-896-4141)。同展は、同日より3月31日まで開催される「ホエールウオッチングフェスタ2008」関連イベントの一環で、空港での開催は昨年に続き2回目。

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 会場では、水上に水しぶきを吹き上げるブローや、体を水面上に持ち上げ空中で体を回転させながら背中から落ちるブリーチ、尾びれで水面を叩くテールスラップなど、ザトウクジラの豪快なパフォーマンスの一瞬をとらえた写真33点、ザトウクジラの生態や行動パターンを紹介するパネル約10点を展示するほか、座間味村のパンフレットなどもそろえる。そのほか、クイズに答えると抽選で合計20人をホエールウオッチング(那覇港~座間味港往復乗船券+ホエールウオッチング料金)に招待するプレゼント企画を用意するほか、同ホール内の巨大モニターには1時間ごとに座間味村のPR映像を上映している。

 古くから座間味村海域ではザトウクジラが回遊していたが、乱獲により1968年ごろから姿を見せなくなった。1985年ごろ再び確認されるようになり、年を追うごとにその頭数も増えてきたという。1991年、座間味村海域のザトウクジラの保護と観光資源としての活用を図ることを目的に「座間味村ホエールウオッチング協会」が発足した。

 同協会の松室るみ子さんは「座間味海域にザトウクジラが来るのは繁殖、出産、子育て、交尾のためで、母と子、母と子+エスコート、ペア、成熟したオスのシンガー単独などのパターンでやってくる。個体識別調査を始めて以来500頭以上を数えるが、じっくり観察しているとそれぞれ性格の違いが分かり実に面白い。毎年のように帰ってくるクジラもおり、そうしたクジラに会えるととてもうれしい」と話す。

 「ホエールウオッチングは1月中旬から3月中旬までがベストシーズン。船が出せる状態であればほぼ100%クジラに会うことができるので、ぜひ自分の目で見てザトウクジラの大きさを感じてほしい」(松室さん)とも。

9時~17時の間は、同協会スタッフが常駐し質問などに答える。実施は今月21日まで。

座間味村ホエールウオッチング協会

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