沖縄三越で「那覇の物産展」-那覇市長賞や地元人気店も出展

30周年を記念して例年より多い39事業者が出展したほか、那覇近郊の人気店の商品も数多く展示販売する

30周年を記念して例年より多い39事業者が出展したほか、那覇近郊の人気店の商品も数多く展示販売する

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 沖縄三越(那覇市牧志2、TEL 098-862-5111)6階イベントプラザで1月15日から開催されている「那覇の物産展」が、多くの来場者でにぎわっている。主催は、那覇市経済観光部商工振興課。地場産業の振興を目的に毎年この時期に開催しているもので、今回で30回目。

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 約130坪の会場には、「那覇市長賞」受賞商品の展示販売をはじめ、海産物や健康食品、菓子類、コスメ商品、婦人服、紅型や陶器、漆器などの工芸品など、初出店11商品、協賛出店5商品などを含め39事業者が出展した。そのほか、マグロ解体ショー、魚の天ぷらや唐揚げ、サーターアンダギー、ケーキ、海人カレーなど、地元で人気店の商品の実演販売を行うほか、会場内に「茶屋」を開設し、ラーメンなどを提供する。

 那覇市長賞は、1年以内に開発販売した商品が審査対象で、今回は9社から13商品の応募があり、昨年12月の審査で6商品が選ばれた。最優秀賞=健康酒「金の煌(きらめき)」(ダムナカン飲料)、優秀賞=「琉球ガラス漆器・ラグラス」(琉球うるし工芸)、「琉球カリー・海人」(カフェ沖縄式)の2商品。奨励賞は、菓子「憩豆(ゆくいまーみ)」(オキネシア)、「サンゴ花織り・かりゆしウエア」(マドンナ)、「琉球日傘」(やふそ紅型工房)の3商品がそれぞれ選ばれた。

 同課の大湾智子さんは「30周年ということで例年より大幅に商品を増やしたほか、琉球大学名誉教授・尚弘子さんの講演や茶話会なども行った。那覇の人気店の商品をはじめ、魅力ある商品も多数そろえたのでぜひ来場してほしい」と話している。

開催時間は10時~20時(最終日は17時まで)。今月20日まで。

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