マチグヮーの小さなカフェがネットショップ開設-ケニア産豆も販売

ケニアで最高級グレード「AA plus Top」を獲得した豆のほか、ブラジル、グアテマラ、インドネシアの農園名が確定できる豆をそろえる

ケニアで最高級グレード「AA plus Top」を獲得した豆のほか、ブラジル、グアテマラ、インドネシアの農園名が確定できる豆をそろえる

  • 0

  •  

 昔ながらの面影が色濃く残る那覇・栄町市場内にある約2.5坪のテークアウト専門コーヒーショップ「COFFEE potohoto(コーヒーポトホト)」(那覇市安里、TEL 090-6858-4009)は1月21日、自家焙煎(ばいせん)したコーヒー豆やコーヒー器具を販売するネットショップ「COFFEE potohoto」をオープンした。「マチグヮー」は、沖縄方言で「市場」の意味。

[広告]

 サイトでは、ケニアで最高級グレードの「AA plus Top」を獲得したケニア・キリニャガ生産者組合の豆(100グラム=700円~)をはじめ、ブラジル・レクレイオ農園(イエローブルボン、100グラム=600円~)、グアテマラ・プラン・デル・グアヤポ農園(250グラム=1,350円~)、インドネシア・マンデリン・アチェ地区(250グラム=1,240円~)のほか、カフェインレスコーヒー(コロンビア、100グラム=600円~)、オリジナルブレンドの「potohoto薫るブレンド」(500グラム=2,400円)や「potohoto深煎りブレンド」(500グラム=2,000円)などを提供。ブラジル、ケニア、インドネシアの3カ国の豆をブレンドしたオリジナルブレンドと、ケニア・キリニャガ生産者組合の豆をセットした「お試しセット」(各100グラム入り、980円、送料込み)も用意した。そのほかデンマーク製コーヒーメーカーも取りそろえる。

 豆は注文を受けてから自家焙煎して送るという。同店オーナーの山田哲史さんは「生産農園が確定できる豆を使っている。コーヒー豆は生鮮食品と同じで、時間の経過によって香りや味が落ちていく。そのため焙煎したてのものをすぐに送っている」と話す。

 ネットショップ開設について、山田さんは「入り組んだ市場の中にあり、店を探せずにあきらめて帰ってしまう人のために、うちのコーヒーを自宅でも楽しんでもらいたいと思った」という。「そのほとんどがヨーロッパに輸出され、日本ではなかなか入手できないケニア・キリニャガ生産者組合の豆のおいしさを多くの人に知ってもらいたかった。ぜひ一度試してほしい」とも。

マチグヮーにテークアウト専門のコーヒーショップ(那覇経済新聞)COFFEE potohoto(ネットショップ)COFFEE potohotoブログ

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース