首里城公園で「花まつり」-草花で作った国王や王妃の造形物も

約23万鉢・株の草花を用いて、蝶や桜などをモチーフにしたフラワーアートや高さ約3メートルの琉球国王や王妃の造形物を展示

約23万鉢・株の草花を用いて、蝶や桜などをモチーフにしたフラワーアートや高さ約3メートルの琉球国王や王妃の造形物を展示

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 首里城公園(那覇市首里金城町1、TEL 098-886-2020)で1月26日より、大小さまざまなフラワーアートや草花を用いた大型の造形物などを展示する「首里城花まつり」が行われている。開催は、今年で3回目。冬場の沖縄の魅力を、美しい草花を用いて県外にアピールするのが目的。

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 首里城公園エントランスに設置された城南小学校の児童がデザインしたタイトルボードをはじめ、歓会門近くにヒカンザクラやハイビスカスなどの花木類430本を設置したほか、首里城正殿前の下之御庭(しちゃのうなー)までの道路脇のスペース約15カ所に、12種の花12万鉢を用いて蝶や桜、竹などをモチーフにしたフラワーアートを新たに設けた。そのほか、下之御庭には11種の花約11万株を使い約3メートルの国王と王妃の姿や、国王を象徴する鳳凰を再現した大型造形物も。

 同センターの伊波正直事業企画係長は「昨年は造形物が多かったが、今回は花をメーンにした。来場者にきれいな状態で見てもらうために、枯れた花などはどんどん入れ替えを行っている」としたうえで、「広福門の手前の広場からの眺めが特に素晴らしい。フラワーアートの近くに紹介パネルも添えた。色鮮やかな花々をじっくり見てほしい」(伊波さん)とも。

 期間中毎日、用物座(ようもつざ)の前に特設ステージを設け、1日3回、琉球王朝「舞への誘い」花まつり特別公演を行うほか、「花まつりクイズラリー」や、首里城社館ビジターロビーで「国営公園フォトコンテスト2007パネル展」も開催する。

閲覧時間は9時~19時。入場無料。2月24日まで。

首里城公園

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