沖縄の絵画サークル「ペンドル」が20周年記念展-130号の大作も

作品は身近な人物、花、風景などをモチーフにした具象作品が中心で、80〜100号サイズの力作が数多く並び中には130号の大作も

作品は身近な人物、花、風景などをモチーフにした具象作品が中心で、80〜100号サイズの力作が数多く並び中には130号の大作も

  • 0

  •  

 那覇市民ギャラリー(那覇市久茂地1、TEL 098-867-7663)で4月15日より、絵画展「ペンドル会展 20周年記念」が行われている。同会では3〜4年の間隔で絵画展を行っており、今回で6回目。

[広告]

 会場には、同会員とその卒業生を含む50人が51点の油彩作品を陳列。作品は身近な人物、花、風景などをモチーフにした具象作品が中心で、80〜100号サイズの力作が数多く並び、中には130号の大作も。出展者の約9割を女性が占めるという。

 同会は、沖縄を代表する画家・中島イソ子さんを顧問に、絵の好きな仲間が集まり1989年に設立。サークル名の「ペンドル」は、仏語の「PEINDOE(パンドル)=描く、絵を描く」に由来。同会ではサロン・デ・ボザール展への出展をはじめ、沖展、太平洋美術界展、沖縄県芸術文化祭、那覇市民芸術展、沖縄県女流美術展などに積極的に出展してきた。メンバーらの大賞や入選などの受賞も数多いという。

 同会の稲富民子会長は「作者の個性があふれた作品がたくさん集まっている。作者が趣味で楽しみながら描きたいものを描いているので、見る人も楽しんでもらえたら」と話している。

 中島さんは「抽象的な作品が全盛の中で、古い様式の具象作品をこつこつと描き続けている。抽象的な作品を見慣れた人には新鮮に映ると思う。子どもから大人まで見てすぐに内容が分かる作品なので、ぜひ一度見てほしい」とも。

閲覧時間は10時〜19時(最終日は15時まで)。入場無料。4月20日まで。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース