首里・龍潭通り沿いに沖縄家庭料理店-化学調味料使わず素材にこだわり

野菜や玉子などは契約農家から直接仕入れし、化学調味料を一切使わず健康を考えた沖縄家庭料理を提供するよう心がけているという(写真=店内)

野菜や玉子などは契約農家から直接仕入れし、化学調味料を一切使わず健康を考えた沖縄家庭料理を提供するよう心がけているという(写真=店内)

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 沖縄県立芸大近くの龍潭通り沿いに5月6日、無農薬野菜などにこだわる沖縄家庭料理「首里食堂あかばなー」(那覇市首里当蔵町1、TEL 098-884-4575)がオープンした。「あかばなー」は沖縄方言で「ハイビスカス」を意味する。

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 店舗面積は約25坪、席数は25席。白と赤を基調にした店内は、店名の「あかばなー」で飾られ、ゆったりくつろげるよう大きなテーブスといすを配置したほか、エントランスには持ち帰り用販売スペースも設けた。

 契約農家から直接仕入れた無農薬野菜をはじめ、豆腐や玉子、調味料などもこだわった沖縄家庭料理がメーンで、化学調味料を一切使わずに「塩分も控えめで、健康を重視した料理作りを心がけている」(同店)という。

 メニューは、沖縄そば(450円)をはじめ、てびち(豚足)煮付け(700円)、豆腐チャンプルー(600円)、ソーキ(豚あばら肉)汁(700円)、イナムルチ(沖縄風豚汁、700円)、中味汁(豚内蔵の吸い物、650円)、ジューシー(沖縄風炊き込みご飯、150円)などの沖縄家庭料理のほか、とんかつ定食(700円)、チキンカツ定食(700円)、サンマ塩焼き定食(650円)などの定食メニューもそろえ、日替わりランチ(550円)も用意した。14時からは、ぜんざい(300円)、かき氷(200円)などの甘味メニューも提供する(高校生以下はそれぞれ100円引き)。

 客層は、首里城公園が近いこともあり、観光客と地元客の割合は半々で外国人観光客も訪れるという。同店の盛則子さんは「農家から仕入れた新鮮で安全な野を使った健康的な沖縄の家庭料理をぜひ食べてほしい。店頭で天ぷらなども販売する予定なので気軽に利用してもらえたら」と話す。

営業時間は11時~19時(売り切れ次第終了)。

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