那覇市国際中央通商店街振興組合（那覇市久茂地3、TEL 098-863-8172）は1月6日午後、、国際通りポケットパーク（旧国映館前）で「新春餅つきin国際通り」を開き、地元客をはじめ多くの観光客らで賑わった。

　同組合では昨年まで大晦日の夜に餅つき大会を開催していたが、今年から商店街と地域の人たちとの交流をさらに深めるため、久茂地小学校のPTAに協力を依頼し実現したという。

　用意されたもち米は約300人分、30キログラム。「ヨイショ、ヨイショ」の掛け声で、同小の子どもたちや観光客らが餅つきを楽しんだ。ついた餅は同小の母親らがきな粉やあんで味付けし、参加者や通行人らに振る舞われた。そのほか、泡盛の「振舞い酒」を行ったり、国際通りに「ご縁があるように」と5円玉が入った「御縁玉」のも配布も。

　同組合の前田幸男理事長は「国際通りは観光客の街と思われがちだが、ここで暮らしている人もたくさんいる。そうした地域の人たちと協力して催し物を開催するのは大切。観光客も地元の人たちと接することで、旅の楽しみが増えてくれれば」と話している。