那覇市民ギャラリーで「彫刻展」-個性豊かな作家8人の作品を展示

女性立像や胸像などのブロンズの具象作品から、鉄、亜鉛などを素材に用いた抽象作品なども並ぶ

女性立像や胸像などのブロンズの具象作品から、鉄、亜鉛などを素材に用いた抽象作品なども並ぶ

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 那覇市民ギャラリー(那覇市久茂地1、TEL 098-867-7663)で8月5日より、彫刻研究会(首里石嶺町3、TEL 098-885-3908)が主催する「個我の形象展」が行われている。同展は、毎年8月に開催され今回で12回目。

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 同会は、琉球大学名誉教授・西村貞雄さんが中心となり沖展受賞者を対象に交流や情報交換、勉強会を目的に14年前に結成。2年間の活動の中で、「学ぶだけでなく生み出した作品を通して世に問う必要がある」として、年1回のグループ展を行っている。

 会場には、西村さん、津波古稔さん、富元明雄さん、上原博紀さん、謝敷治彦さん、友知雪江さん、上原よしさん、仲村真理子さんの8人がそれぞれ3作品、計24作品を出品。「音の行方」や「平和への響き」「祓う人」と題された女性立像や胸像などのブロンズの具象作品から、鉄、亜鉛などを素材に用い「19:20の夕日」「奔走と亀裂」と題された抽象作品なども並ぶ。

 同会事務局の富元さんは「沖縄では立体や彫刻の展覧会は珍しいと思う。作家の自由な発想から生まれた個性あふれる作品をぜひ見てほしい」とし、「今回新たに20代、30代の若い会員が増えたが、若い人にもっと彫刻を目指してもらいたい。グループ展や個展など、協力できるところがあれば一緒に頑張っていきたい」とも。

 開催時間は10時~19時(最終日は18時まで)。入場無料。8月10日まで。

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