JTB沖縄(那覇市久茂地2、TEL 098-864-1321)は、不動産業の沖縄大京と提携し、団塊世代を対象にした「移住下見ツアー」の募集を始めた。
ツアーは那覇ステイプランと中部のリゾートホテルに宿泊する2タイプを設定。6泊7日の日程でマンションを視察するほか、県内金融機関による移住資金などの個別相談会、既移住者との懇談会の場も設ける。沖縄文化に直接触れてもらうため、三線や沖縄料理などの文化体験や観光も取り入れているのが特徴。
実施は1月下旬から3月中旬までの月2回で、それぞれ30人程度の催行を予定している。費用は70,100円~124,000円(出発日、コースにより異なる)。
同社総合企画課の垣花綾乃さんは「海外長期滞在をサポートする同社のロングステイプラザ(東京都中央区)に、団塊の世代を中心に北海道、沖縄など国内長期滞在への要望が多いのを受けて商品化した」という。ツアーについては「すでに同様のツアーはあるが、参加者がじっくり沖縄を見て周れるよう3日間のフリータイムを設けた。また、各航空会社の割引プランを利用したり、滞在延長が自由に行えるよう、航空券は参加者で手配できるようにした」(垣花さん)とも話している。