那覇・赤嶺に上海ヌードル店-「点心・麺・デザート」の新しいスタイル提案

女性客が1人でも入れるように、ゆったりとくつろげるカフェのイメージの店内

女性客が1人でも入れるように、ゆったりとくつろげるカフェのイメージの店内

  • 0

  •  

 那覇・赤嶺に10月8日、本格的な上海ヌードルと香港デザートを提供する「上海ヌードル&カフェ珊(さん)」(那覇市赤嶺2、TEL 098-859-3331)がオープンした。

[広告]

 店舗面積は約37坪で、席数は54席。店舗の前正面は一面のガラスで、花のレリーフや中国家具、陶器などでディスプレーされ、オフホワイトとダークブラウンを基調とした店内の奥には、ガラスで区切られた厨房を配した。カウンター席はあえて設けていないといい、「女性客が1人でも入れるように中国のイメージは極力少なくして、ゆったりとくつろげるカフェのイメージを目指した」(同店)という。

 「ラー油やネギ油など手作りしており素材にもこだわっている。基本をベースに新しいエッセンスを加えた」(同店)という上海ヌードルは、担々麺3種、肉類2種、海鮮2種、野菜2種、塩・しょうゆ各1種の計11種を提供。担々麺では白ゴマ入りの芝麻担々麺(ツーマータンタンメン)、本場四川の味に仕上げた辣香(ラーシャン)担々麺、グラナパダーノチーズをトッピングした大陸風担々麺(各800円)、肉類では、蒸し鶏と芳香鶏絲湯麺(ホウシャンチースータンメン、750円)、自家製チャーシューの紅焼叉焼麺(ホンソウチャーシュー、900円)を提供。

 海鮮類では、テレビ番組「どっちの料理ショー」で応援メニューして紹介されたという、芝エビとクワイのワンタンが入った蝦仁雲呑麺(シャーレンワンタンメン、850円)、生きたアサリを使った蛤仔上湯麺(ゴージャイシャンタンメン、880円)を提供。野菜類では野菜炒めがのった素菜湯麺(スーサイタンメン、850円)、レモンとパクチーで食べる亜細亜香湯麺(アジアシャン、800円)を用意したほか、塩光麺(シオコウメン)に醤油光麺(各750円)なども。そのほか、煮玉子、メンマ、青ネギ、焼きノリ、チャーシュー、エビワンタン、蒸し鶏、などのトッピングにも対応。一品料理として特製焼きギョーザ(480円)、小籠包(450円)、島豚しゃぶしゃぶライス(330円)も提供する。

 デザートは、とろとろ手作り杏仁豆腐、フレッシュ果実を使ったマンゴープリン、プーアール茶のゼリーキャラメルソースかけ、バニラアイスとココナッツ団子のミックスベリーソースを用意(共に麺とセットで280円)。そのほか、麺とスイーツ、ソフトドリンクをセットにしたメニューも用意した(麺+420円)。

 東京で上海料理を習得し1年9カ月前に沖縄に移住した同店オーナー・シェフの石井仁さんは「上海ヌードルをメーンにした店がないこともあり、この地域が気に入り出店した」とし、「カフェのような店にしたのも、まず点心でおなかを起こして、麺でおなかを満たした後にゆっくりとデザートやお茶を楽しむという、ミニフルコースのような新しいスタイルを提案したかったから。セットメニューがお得なのでぜひ試してほしい」(石井さん)と話す。

 営業時間は11時~15時、17時~22時。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース