米人オーナーが那覇・儀保に「駄菓子屋」-カウンセリングも

モノレール儀保駅前に「駄菓子屋」がオープン。レジに立つオーナーのハッターさん

モノレール儀保駅前に「駄菓子屋」がオープン。レジに立つオーナーのハッターさん

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 駄菓子やおもちゃなどを専門に扱う「駄菓子屋」(那覇市首里儀保3、TEL 050-3546-4196)が1月22日、那覇のモノレール「ゆいレール」儀保駅前にオープンした。

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 オーナーはアメリカ人のグラント・ハッターさん。「日本人の奥さんに駄菓子屋に連れて行ってもらい夢のある楽しい店だと思った。将来こんな店を持ちたいと考えていて、別の事業で沖縄に移住したのをきっかけに店をオープンさせた」と話している。「この辺りは子どもが多い地域。子どもたちが気軽に集まる場所が必要だと思った。また、儀保駅前周辺にはコンビニがないので、帰宅途中のビジネスマンや学生にも利用してもらえる。それで営業終了時間を夜の11時にした」(ハッターさん)とも。

 店舗面積は約9平方メートルで、菓子類のほかにミニカーなどのおもちゃ、くじ引き、インスタントラーメンなどを数多くそろえ、湯沸し器、電子レンジも設置している。アメリカンポップスが流れる店内は、昭和の日本と戦後のアメリカがミックスした「ハッピーな雰囲気」とハッターさん。以前、舞台美術に携わっていた経験を生かして一部内装を手がけたという。

 また、菓子類の販売だけでなく子どもたちの心のカウンセリングなどができる場を提供したいと、売り場とは別に約15平方メートルのスペースも設けている。「いじめや不登校、自殺問題など、子どもたちの悩みだけでなく親も一緒にカウンセリングが必要。経験を積んだカウンセラーにボランティアで協力してもらえたら」(ハッターさん)と協力を呼びかけている。

 営業時間は14時~23時。年中無休。

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