「ウコンソーダ」-地元企業が男性ターゲットに発売、「苦みと辛さ」を訴求

沖縄産の無農薬で栽培された生ウコンを搾ったエキスに、皮ごと搾ったシークヮーサー果汁を加え「濃厚ながら甘さを控え、サッパリしたのどごしに仕上げた」という

沖縄産の無農薬で栽培された生ウコンを搾ったエキスに、皮ごと搾ったシークヮーサー果汁を加え「濃厚ながら甘さを控え、サッパリしたのどごしに仕上げた」という

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 企業のブランド構築や企画デザイン、商品開発業務を手がける「折紙」(那覇市曙2、TEL 098-894-4100)は3月12日、沖縄産生ウコンを使った瓶詰め炭酸飲料「ウッチンソーダ」を発売した。「ウッチン」は沖縄方言で「ウコン」を意味する。

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 同商品は、ウコン本来の風味である「奥行きのある苦みと辛み」を訴求したもので、30代以上の男性にターゲットを絞った。沖縄産の無農薬で栽培された生ウコンを搾ったエキスに、皮ごと搾ったシークヮーサー果汁を加えた。「濃厚ながら甘さを控え、サッパリしたのどごしに仕上げた。繊維が底に沈殿しているが、生ウコンを搾って入れている証拠」(同社)という。今年、3万本の販売を見込む。

 同社では昨年夏ごろから企画開発に着手。同社取締役の林田信弘さんは「生ウコンを搾ったエキスを飲んだ時に、その味わいを知ったのがきっかけ」とし、「ウコン関連の商品は多数存在するが、ウコン本来の味に視点を当て、炭酸飲料にした商品はこれまでにないと思う」と話す。

 「販売店の話ではリピーターも多いと聞く。ストレートもいいが、ビールと1対1で割ったり、泡盛割りやカクテルにもおすすめ。大人にぜひ飲んでほしい」とも。

 330ミリリットル入りで価格は500円。販売チャネルは、那覇市第一牧志公設市場内の「みき屋」(松尾2、TEL 098-866-3654)とインターネット販売にとどめる。

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