日本一早い新米-琉球ジャスコ27店で県産「ひとめぼれ」重点販売

各店舗では売り場を拡大し、石垣産の「ひとめぼれ」をアピールする

各店舗では売り場を拡大し、石垣産の「ひとめぼれ」をアピールする

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 琉球ジャスコ(南風原町字兼城)は6月15日より、「日本一早い新米」の沖縄県産「ひとめぼれ」の販売を開始した。ジャスコ那覇店(那覇市金城5)、マックスバリュ新都心めかる店(銘苅1)、マックスバリュ小禄店(小禄3)などをはじめ、沖縄県内の「ジャスコ」「マックスバリュ」「ザ ビッグ」全27店舗で取り扱う。

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 同社では今年より売り場を拡大し、昨年の1.5倍の売り上げを見込む。同社食料統括商品部では「県外産より約3カ月早く収穫されるため、日本一早い新米としてここ数年県内外から注目が高まっている」とし、「精米業者によるとインターネットでの取り扱いも増えているほか、本土の百貨店などでも贈答品としての需要も増加している」という。

 「試食でお客様から『沖縄産のお米もおいしい』との声をいただいている。沖縄の太陽の光を浴びて育った『ひとめぼれ』は、程よい粘りと甘み、ツヤ、新米特有の豊かな香りが楽しめる。二期作が普通の沖縄だが、一期作目の米が特においしいと聞いている。地産地消の観点からもぜひ食べてほしい」(同部)とも。

 昨年の沖縄県の米生産量は約3,130トン(作付面積は1,010ヘクタール)。日本全国の生産量8,823,000トンに対する割合は0.035%。かつて沖縄でも稲作が盛んで、明治から昭和初期に5,000~8,000ヘクタールの作付面積があり、1955年には約12,500ヘクタールまで拡大したが、60年代以降急速に減少し現在はピーク時の10分の1以下に。米の生産地は石垣市が全体の5割近くを占め、次いで伊平屋村、伊是名村、与那国町、竹富町西表、名護市羽地、金武町伊芸など。

 価格は、5キロ=2,080円。

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