本部町の人気カフェが那覇に姉妹店-30歳を機に地元に出店

3階にある店舗は、芝生が敷かれた中庭に面し、沖縄都市モノレール「ゆいレール」が目の前を走る

3階にある店舗は、芝生が敷かれた中庭に面し、沖縄都市モノレール「ゆいレール」が目の前を走る

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 沖縄本島北部の人気カフェ「cafeくばやー」(本部町)は8月16日、ジャスコ那覇店近くに姉妹店「Cafe & Restaurant LANTETE(ランテテ)」(那覇市金城5、TEL 098-857-3022)をオープンした。

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 店舗面積は約16坪で、席数は30席。芝生が敷かれた中庭に面し、沖縄都市モノレール「ゆいレール」が3階にある目の前を走る。薄いブルーとピンクを基調にした店内は、大きなガラス窓と高い天井が特徴で、テーブル席・カウンター席のほかテラス席を設ける。同店オーナーの久場兼一郎さんは「大工をやっている友だちと2人でデザインから内装工事、レジカウンターの製作まで行った」と話す。

 メニューは、「本部店一番人気で、食材のあく抜きをしっかり行い、ニンニクを利かせたあっさした味」(久場さん)が特徴の「くばやーピザ」(1,200円~)を期間限定で提供するほか、DXチキン南蛮、塩たれアスパラ豚丼、夏野菜カレーなどを用意。そのほか、ピーチアーモンドタルト、ブルーベリータルト、カスタードーアップルパイなどのスイーツもそろえる。

 ドリンクメニューは、トアルコトラジャ(550円)やモカマタリ、マンデリンなどのスペシャリティーコーヒーのほか、マンゴージュース、グァバジュース(各420円)などのソフトドリンクも。店で使用しているコーヒーカップや皿などの陶器は久場さんと母親の手作りで、「ハイビスカスなどをモチーフに沖縄の良さをイメージした」と久場さん。

 出店について、那覇出身の久場さんは「本部店は父の出身地で土地があったこともあり約7年前に出店したが現在、改装中で年内リニューアルオープンの予定」とし、「30歳になったら地元那覇に店を出したいと前から考えていて、今回どうにか実現した。本部店は観光客が多かったが、那覇店は地域の人を対象にゆっくりとくつろげて、毎日でも来られるような、そんな長く愛される店を目指している」と話す。「広い芝生をはだしで歩くことができるほか夜の雰囲気もいいので、ぜひ一度来てもらえたら」(久場さん)。

 営業時間は12時~23時(9月から11時~)。

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