那覇市役所、老朽化に伴う新庁舎建設で一時移転-旧庁舎は取り壊しへ

44年間、那覇の発展とともに歩んできた那覇市役所本庁舎

44年間、那覇の発展とともに歩んできた那覇市役所本庁舎

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 1965(昭和40)年に建設され、市民に親しまれてきた那覇市役所本庁舎が9月18日で業務を終了し、新都心のおもろまちメディカルセンター前の仮庁舎(上之屋1)へ一時移転する。

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 2006年の耐力度調査や劣化調査で、劣化が予想以上に進行していたことや、行政需要の増大や多様化、高度情報化が求められる中で、市民サービスや事務効率面で支障が生じてきたことなどにより、新庁舎建設に向けて早急に対応することになった。

 市民課をはじめ現在本庁舎にある各課・窓口、議事堂(市議会)を、プレハブ2階建て3棟(約9,200平方メートル)の仮庁舎へ一時的に移転。法規市政情報グループ(市政情報センター)や管財課、平和交流・男女参画室、新庁舎建設室は、新都心銘苅庁舎(銘苅2)2階に移転が決まった。

 現在の本庁舎での業務は9月18日で終了し、業務終了後にロビーで閉庁式を開く。19日から23日までの5連休を中心に移転運搬作業を行い、24日から仮庁舎での業務を通常通り開始する。現在の本庁舎は10月ごろから解体工事を行い、新庁舎の建設着工は来年夏ごろ、完成は2012年秋を予定する。

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