那覇・松山で格闘技イベント「琉王」-松山で働く腕自慢が参戦

参加選手は、松山で働く「ホスト」「メンバーさん」と呼ばれる19~30歳のメンズスタッフで、店の看板を背負い試合に臨むという

参加選手は、松山で働く「ホスト」「メンバーさん」と呼ばれる19~30歳のメンズスタッフで、店の看板を背負い試合に臨むという

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 那覇・松山の「ナムラホール」(那覇市松山1、TEL 098-863-5224)で11月1日、格闘技チャリティーイベント「松山最強王者決定戦“琉王” ~第一章~」が行われる。企画・制作は、宣伝業やスポーツ施設の経営及びその企画コンサルタント業務を手がけるアメージング(辻2)とムエタイジム・琉球キジムナー(辻2)が行う。

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 同イベントは、興行の収益の一部を那覇市社会福祉協議会に寄付するチャリティーイベント。松山で働く青年らの福祉活動への啓蒙やサポートをはじめ、松山地域の発展、治安・美化の向上のほか、「青年らが自信と誇りを持って仕事に従事していくこと」を目的としている。

 試合はキックボクシング形式の体重別で行い、1ラウンド=2分、インターバル=1分30秒の3ラウンド制。参加選手は、松山で働く「ホスト」「メンバーさん」と呼ばれる19~30歳のメンズスタッフで、店の看板を背負い試合に臨む。全11試合を予定。

 松山でクラブを営む同実行委員長の砂川諭さんは「バリアフリーにはほど遠い夜のネオン街で介助者を伴いながら車いすで訪れ、特別な経験として喜んでくれる人たちがいるということをネットで知り、初めてこの仕事の可能性の大きさを実感した。しかし、今の松山はハンディーキャップをもつ人々を受け入れるための環境整備は十分とは言えない。それはここで働くわたしたちの責任でもある」とし、「人に夢を与えるのがわたしたちの仕事。体を張って得た収益の一部が福祉に使われ、さらにわたしたち自身も襟を正し松山の治安や美化の向上に積極的に取り組んでいくことで、今まで以上にこの仕事にプライドと誇りを持って頑張っていけたら」と続ける。「このイベントが、松山が変わる何かいいきっかけになればうれしい。ぜひ見にきてほしい」とも。

 琉球キジムナー代表で琉王コミッショナーの天野賢二さんは「松山で最強を名乗る腕自慢やヤンチャな男たちが、格闘技という枠の中でルールを守り闘う。このイベントが松山の活性化につながり、松山で働く若者たちのいい方向へと向かう道しるべになれば」と話す。

 開演は19時。料金は、RS席=4,000円、立ち見席=3,000円(当日は各500円増し)。詳しくは同実行委員会(TEL 080-6490-7206)まで。

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