那覇のコーヒー屋台で「くるこば展」-作家3人が青空の下で競演

写真はガラス作家・日月さんの作品で、日差しがあたる場所に大小さまざまなガラスの卵108個を展示する

写真はガラス作家・日月さんの作品で、日差しがあたる場所に大小さまざまなガラスの卵108個を展示する

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 那覇・パラダイス通りの青空店舗「珈琲屋台 ひばり屋」(那覇市牧志1、TEL 090-8355-7883)の庭先で10月18日、「くるこば展」が始まった。「くるこば」は「来る者は拒まず」から名付けた。

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 日月さん(ガラス)、ひつじやさん(陶器)、MITSU PRINTさん(布)の3人の作家が、ひばり屋の庭を自由に使って作品を展示している。日月さんは、日差しがあたる場所に大小さまざまなガラスの卵108個を、ひつじやさんは横長のベンチに陶器でできたチェスボードや駒、ビルやマンションなどのオブジェを、それぞれ展示。MITSU PRINTさんは、イラストや模様がプリントされた大きな布を壁に見立て、小さな部屋を出現させた。作品はひばり屋の庭からイメージした新作で、販売は行わないという。

 ひばり屋オーナーの辻佐知子さんは「作家さんは皆さん主婦で、普段はショップやギャラリーで作品を販売している。今回は展示即売とは違い、作家さんが思い思いに遊んで、自分の楽しみのために作ったもので、ショップからはぜひ販売してほしいと言われているようだが、販売は一切しないことに決めたようだ」と話す。

 辻さんは「週末は『夜ひばり』を開催する。ビールや泡盛のほか、日替わりでおいしいおつまみを用意するので、こちらにも参加してほしい。初日の18日、多めにおつまみを用意していたが2時ほどで売り切れてしまった。気持ちの良い秋風と光が踊る夕暮れに、緑生い茂る庭で、作家さんの作品や料理を楽しんでもらえたら」とも。

 営業時間は11時30分~19時30分(金曜・土曜・日曜は21時まで)。夜ひばりは17時ごろからスタート、内容は、23日=カンテラ(海の幸のおつまみ)、24日=やきやき店長の焼き鳥、25日=ゆうこりん食堂のお総菜。

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