元祖ソーキそば店がアンテナショップ-那覇に2年ぶり出店、通販アピール

カウンター席のみの小さな店で、価格を下げ、トッピングで自分好みのそばを楽しんでもらうスタイルで、全国発送のPRを兼ねる

カウンター席のみの小さな店で、価格を下げ、トッピングで自分好みのそばを楽しんでもらうスタイルで、全国発送のPRを兼ねる

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 県内で10店舗を展開しソーキそばの元祖と言われる「我部祖河(がぶそか)食堂」(名護市)は1月24日、ゼファー那覇タワー向かいにアンテナショップ「げんじやー」(那覇市牧志2、TEL 090-3792-3093)をオープンした。店名は創業者・金城源治さんの家の屋号。

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 同食堂は、2006年10月にオープンしたフードコート「沖縄そば博物館」内に那覇で初出店したが2008年2月に同館が閉鎖。同年4月、同館が「沖縄そば博」と名称を変え、商業施設「豊崎ライフスタイルセンターTOMITON(とみとん)」(豊見城市)へ移転再オープンに伴い同食堂も出店。同食堂が那覇に出店するのは約2年ぶり。

 店舗面積は約3坪。席数は8席。駐車場の一角に建つ濃い茶色で統一した店舗は、カウンター席、テラス席を設ける。

 メニューは、沖縄そば(かまぼこ、ネギ入り、290円)、三枚肉そば(350円)、軟骨そば(390円)、ゆで野菜そば(390円)、我部祖河そば(ソーキ、軟骨、三枚肉入り、600円)、元祖ソーキそば(630円)を用意。トッピングは、青菜(50円)、三枚肉(60円)、軟骨ソーキ(100円)、本ソーキ(150円)に対応する。サイドメニューとして、いなりすし(80円)、ジューシー(沖縄風炊き込みご飯、100円)、ホロホロソーキめし(200円)も。

 田畑ユカリ社長は「不況が続く現在だが、我部祖河のそばを少しでも多くの人に食べてもらいたいと思った。そこでこれまで大きな店舗で展開していたが発想を変え、カウンター席のみの小さな店で、価格を下げ、トッピングで自分好みのそばを楽しんでもらうスタイルにした」とし、「アンテナショップとしたのは、昨年から始めた全国発送のPRも兼ねているため」と話す。

 「今年で創業44年。父が考案したソーキそばのサービス精神を忘れずにおいしいそばを提供したい。小さい店だが、女性一人でも気軽に立ち寄れる店で、人が好きということもあるのでお客さんと会話が楽しめる店にしたい」とも。

 営業時間は11時~22時。

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