那覇・鏡原に自家焙煎カフェ-「コーヒーで癒やしたい」と看護師が出店

いすの座り心地にもこだわり、ゆったりとくつろげる空間を目指したという

いすの座り心地にもこだわり、ゆったりとくつろげる空間を目指したという

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 那覇・サンエー小禄SC生活食品館近くに4月1日、カフェ「焙煎(ばいせん)タカCOFFEE」(那覇市鏡原、TEL 098-857-9539)がオープンした。

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 店舗面積は約14坪。席数は12席。オフホワイトを基調にした店内は高い天井が特徴で、カウンター席のほか、低めのテーブルにゆったりしたソファを置き、アンティークのランプやサイドテーブルなどを配した。店奥には焙煎室も設ける。「いすの座り心地にもこだわり、コーヒーを楽しみながらゆっくりくつろげる空間を目指した」とオーナーの濱門恵利子さん。

 「自分たちが飲んでおいしいと思ったコーヒーをストレートでの飲み方をおすすめしているが、リクエストがあれば砂糖、ミルクもお出ししている」というコーヒーは、新鮮な生豆を使い自家焙煎し提供する。豆の販売も行う。

 現在、エスメラルダ(コロンビア)、キングマンデリン(インドネシア)、セラード・ブルボン・クラシコ(ブラジル)、メキシコAL(メキシコ)をそろえる。価格は500~600円。アイスはソフトブレンド、マンデリンGI、カフェオレ(各550円)を用意。そのほか、トースト(200円)、スコーン、シフォンケーキ(以上各400円)などの軽食も。

 濱門さんは看護師として働いていたが、仕事中心の生活で自分自身だけでなく子どもも大きなストレスを抱えていた。カルチャースクールのコーヒー講座で出会った生豆を焙煎したコーヒーのおいしさに癒やされたことから、「コーヒーで皆さんを癒やしたい」と出店を決意。実弟の兼元隆さんを店長兼ロースターとして雇い、現在は臨時で看護師として働きながら、家庭と店を切り盛りしているという。

 濱門さんは「思い通りの店を持てたことで、看護師の仕事も、店も、家庭もとても充実している。まだ始まったばかりでこれからだが、さらに勉強を重ねおいしいコーヒーを提供し皆さんを癒やしたい」と意欲をみせる。

 営業時間は10時~18時。

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