教育任意団体「おきなわオルタナティブスクール」は4月24日、那覇・栄町市場内のおきなわ時間美術館（那覇市安里）で意見交換会「教育カフェ」を開く。

　同イベントは、「教育」をテーマに、お茶やコーヒーを飲みながら、教育について誰でも気軽に語り合える場を提供し、現在の日本教育が抱える問題をはじめ、教育に対する期待、日本や海外の教育事情など、広く意見交換や情報交換もしたい考え。

　ドイツ・シュタイナー教育教員大学で学んだ同スクール講師の高良法和さんは「教育に対して意見交換できる場や情報の収集、共有する場が少ないこともあり企画した。誰でも気軽に参加してもらえたら」とし、同講師で琉球大学教育学部美術教育准教授のティトゥス・スプリーさんは「いろいろな人と意見交換できる場を定期的に開くことが大切。海外の事例なども紹介したい。教育者だけでなく親や教育に関心のある学生などにも気軽に来てほしい」と参加を呼びかける。

　同スクールは、現在の教育のあり方に疑問を持つ人たちが集まり、学校教育の枠にとらわれない新しい学びの場をつくり、子どもたちの知性だけでなく感性や意思を十分に伸ばすことのできる教育を目指し昨年9月にプレオープン、今年4月に正式オープンした。

　開催時間は14時～17時。参加無料。問い合わせは、同スクールの高良さん（TEL 080-2715-4752）まで。