アクセサリーキットのネット販売やビーズ教室などを手がける「アビード」(宜野湾市)は2月22日、ネットショップ「SHUREI(シュレイ)」を開設し、スポーツウエアのオリジナルブランド「BODY+(ボディプラス)」の販売を開始した。スポーツウエアに特化したブランドは県内で初めて。
同社の山田八重子社長は「デザインスクールで講師をしていた時に服飾デザインの講師らと面白いことができないか、と話したのがブランド設立のきっかけ。スポーツという切り口は、私自身がスポーツが好きであったのと他との差別化を図るため」と話している。ネット販売に限定したのは「アクセサリーキット販売で5年の実績やノウハウがあるのと、購買者の声や反響がすぐに把握できるため」(山田社長)という。
商品のデザインは、スクールの講師でもあったデザイナーの河崎吉宏さんに依頼した。スポーツウエアのデザインは初めてだったが、「体の動きをさまたげないスポーツウエアの機能性にファッション性が上手くプラスされたエクササイズウエアに仕上がっている」(山田社長)という。商品は、カットソー、ジャケット、パーカー、パンツなど18アイテム、各2色を用意。価格帯は7,000円~18,000円。
「沖縄には空手や野球、バスケットなどスポーツのイメージある。私たちのブランド開設が一つのきっかけとなり、スポーツウエアという分野で『沖縄ブランド』が確立されるようになれば」(山田さん)とも。