那覇・浮島通りのTシャツ&雑貨ショップ「琉球ぴらす 浮島通り店」(那覇市松尾2、TEL 098-863-6050)2階ギャラリーで6月9日、アーティスト3人によるイラストレーション展「三人展」が始まった。
出品者はトノハラユキさん、タイラハルカさん、ヨシダミヅキさんの3人。ともに浦添工業高校デザイン科卒業。3人による合同展は初めてだという。今回の展示会のテーマは「春」で、点描画や線画によるイラストレーション作品16点を展示する。
女性の顔と髪をモチーフに春を表現したトノハラさんは「春イコール恋ということで、恋する女性をイメージした」と話す。人物や花などをボールペンで描き、黒のストッキングを施した作品を出品するタイラさんは「春のイメージを少しでも感じてもらえたら」と話す。沖縄の伝統風習ハジチ(女性が手の指や甲などに施した入れ墨のことで明治末まで行われていた)を施した女性を描いたヨシダさんは「沖縄らしさを出したいと思いハジチの女性をモチーフにした」とも。
トノハラさんは「今年3月に合同展を開く予定だったが、場所探しに時間を取られ6月になってしまった。春は過ぎてしまったが、逆にこの季節に春というテーマも面白いと思い決めた。期間中、一人はギャラリーに常駐しているので、作品について気軽に感想などを聞かせてもらえたら」と来場を呼びかける
営業時間は11時~20時。入場無料。今月14日まで。