第86回選抜高校野球大会が3月21日、甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕した。沖縄から出場の沖縄尚学高校は、23日の第1試合(9時~)で報徳学園高校(兵庫)と、美里工業高校は24日第2試合(11時~)で関東第一高校(東京)と対戦する。
21日の開会式では、31番目に美里工、32番目に沖縄尚学が入場。美里工は宮城加奈子さん(野球部マネジャー)が、沖縄尚学は宮里大基さん(同)がプラカードを持ち堂々と行進した。
秋の九州大会を制し、明治神宮野球大会で優勝した沖縄尚学。打撃力と粘り強い試合展開、大舞台での経験を武器に、チーム打撃力が高く、一丸となって野球を展開する報徳学園(兵庫)と対戦する。
昨年夏の沖縄大会で準優勝、同・秋の大会で21年ぶりの優勝を果たした美里工は、右腕・羽毛田昌啓(はけたあきひろ)と左腕・阿部武士(あべたけし)の二枚看板を持つ関東一と激突する。