「沖縄本島一周チャレンジ2014」が3月25日から開催され、420キロを子どもたちが自転車、徒歩で走りきった。主催は沖縄県ユースホステル協会と沖縄国際ユースホステル。

注意しながら走行する参加者（写真提供＝沖縄県ユースホステル協会）

　子どもたちが同じ目的に向かって仲間と一緒に頑張り通す同企画。自転車や徒歩など、自分の力で挑戦する冒険旅行。沖縄の美しい海、さとうきび畑やパイン畑、亜熱帯性の植物に囲まれた山岳地などを、文化・歴史に触れながら走破する。

　3月25日＝オリエンテーションを実施。26日＝今帰仁村（なきじんそん）に向けて出発。名護を経由して備瀬海岸でテント泊。27日＝沖縄北部西海岸ルートで奥集落へ。「奥やんばるの里」で宿泊。28日＝本島北部山岳コースで新川ダムまで徒歩。テント泊。29日＝やんばるから中部ルートで、火力発電所経由で「民宿かいほう」まで。30日＝中部よりサンサンビーチ、平和記念公園見学し那覇に向けラストラン。31日＝振り返りと完走賞授与、開催式が行われた。

　同協会の福島誠司さんは「冒険旅行を通して、挑戦することの大切さ、仲間との関わり、自然の素晴らしさを子どもたちが自ら感じとることが狙い。今年は16人が参加し完走。参加している子どもたちの笑顔がとても素晴らしかった。今後も継続していきたい」と話す。