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沖縄のゲーム開発企業が米社と提携-世界レベルのゲーム開発を加速

サマータイムスタジオのメンバー。「若い感性を重視して開発する」と代表の弘津さん

サマータイムスタジオのメンバー。「若い感性を重視して開発する」と代表の弘津さん

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 サマータイムスタジオ(沖縄県宜野湾市)がこのほど、米国NASDAQ(ナスダック)上場企業Glu Mobile(グルー・モバイル)と3Dネーティブゲームの技術提携を締結し、開発作業が加速している。

沖縄から世界に向けて開発技術・クオリティー・表現力で作品を発信するサマータイムスタジオ

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 同社は2013年以降、7タイトルのタブレット・スマートフォン向けネーティブアプリを提供。「The Legend of Holy Archer」「Ancient Surfer」「Dark Reaper Shoots!」の3タイトルは世界各国で楽しまれている。今回の提携で、技術的ゲーム開発エンジン「Unity」による開発技術やノウハウを互いに高め、品質の高いデベロッパーを目指す。

 同社は、東京都品川区から開発部門を沖縄県北谷町に移動。開発体制が整ったところで宜野湾市に本社機能とともに集結し、沖縄発のゲーム開発企業として活動を展開している。開発メンバーは25人。自由な企業体質を大切にして開発を行っている。

 同社社長の弘津健康さんは「多くの人が利用するゲームエンジン『Unity(ユニティ)』を全作品に採用し、家庭用ゲームメーカー出身のクリエーターが培った開発技術や経験をエンジンに融合させ、世界レベルでのゲーム開発技術とクオリティー、表現力を実現していきたい」と意欲を見せる。

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