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沖縄県立博物館・美術館で意見交換会-「ワクワクする施設に」と要望も

「美術館活動の未来を考える」と題して開催された公開意見交換会

「美術館活動の未来を考える」と題して開催された公開意見交換会

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 沖縄県立博物館・美術館(那覇市おもろまち3、TEL 098-941-8200)で6月28日、「美術館活動の未来を考える」と題した第1回公開意見交換会が開かれた。

「美術館活動の未来を考える・公開意見交換会」の様子

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 開館から7年目を迎える同館のこれまでの活動を振り返るとともに、これからの活動について県民との意見交換を目的として開催された。博物館と美術館の2施設がある同館。館長の安里進さんは「美術館の企画する企画展は、博物館や沖縄文化の杜(同館の指定管理者)が運営する企画展に比べ入場者数の増加などが見られず、4000人程度で推移している」と現状を報告。「若い人の入場が少ないのでは」との仮説を示して意見交換会をスタートさせた。

 会場からは、「県外の事例に学ぶべき」「話題になりやすい企画が必要」「将来への子供たちへの投資として考え、単純に入場者数だけで判断すべきではないのでは」などの意見が出た。

 後半は施設面の話題がテーマとなり、「パーティーができない」「気軽に使えない」などの意見や、「子供たちが遊べるような施設や休める場所も欲しい」との要望も上がった。国外の事例を交え、「カナダのある美術館では、水曜日の夕方は無料だったり、若者向けのイベントも多く開かれたりしている」「子供でも気軽に利用でき、ワクワクする場所になってほしい」などの意見もあった。

 沖縄県立博物館・美術館の開館時間は9時~18時(金曜・土曜は20時まで、入館は30分前まで)。月曜休館(祝日・休日・慰霊の日の場合は開館し、翌平日が休館)。7月8日まで館内消毒作業のため臨時休館。

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