「ANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービュー」(那覇市泉崎)と「那覇市ぶんかテンブス館」(那覇市牧志)で現在、来年年2月8日に行う琉球結婚式「りゅう婚 in 国際通り&てんぶす那覇」のモニターカップルを募集している。
「琉球結婚式」は、琉球王国時代から首里や那覇などで行われていた「嫁入り婚」がベース。那覇市のむつみ橋から「ニービチ行列」で挙式がスタートする。同行列は琉球王国時代から行われていた祝福儀礼。当日は、花嫁が黒帳と呼ばれる黒い着物で着飾るなど、琉球婚特有のしきたりなどを「りゅう婚」として再現する。
那覇市ぶんかテンブス館で執り行う挙式では、「スディヌチャージの儀」や「ウビナディーの儀」など、貴重な儀式を行う。「ウビナディーの儀」で使う「水」はANAクラウンプラザホテル沖縄ハーバービューの「結の滝」から採る泉崎の湧き水。琉球時代からこんこんと湧き出る豊かな水は末長い繁栄と多幸を呼ぶ縁起の良いものとされている。行列および挙式は一般公開し、挙式後は、伝統舞踊「カチャーシー」を新郎新婦と参列者のほか観光客などを交えて全員で踊り祝福する。
同ホテル広報担当マネジャーの國吉剛さんは「沖縄の伝統的な婚礼作法にのっとった琉球結婚式『りゅう婚』。古式ゆかしき琉装を身にまとい子孫繁栄の願いを込める沖縄独自の挙式スタイル。ぜひ応募を」と呼びかける。
募集はカップル1組限定。応募締め切りは10月31日。同ホテルのネットで受け付ける。問い合わせは同ホテル・ウェディングサロン(TEL 098-853-2117)まで。