沖縄銀行とセブン銀行が11月25日、ATM利用提携に関する契約を締結した。
同締結により、沖縄銀行のキャッシュカードで、セブン-イレブンやイトーヨーカドーをはじめとする商業施設、空港、駅、観光地などに設置された全国2万385台(10月末現在)のセブン銀行ATMで利用できることになり利便性が格段に向上する。
締結会見は11月25日、那覇空港国際線ターミナルで行われた。沖縄銀行の玉城義昭頭取は「沖縄銀行のATMは、他行との共同ATMも含めると現在492台あるが、セブン銀行との提携で、県外で利用できるATMは一挙に2万台に増え、利用環境が充実する」と述べた。
セブン銀行の二子石謙輔社長は「県内の銀行で一番早く提携できたことはありがたい。沖縄銀行との提携をきっかけに、当社のATMを県内にもっと増やしていきたい。当社のATMは、海外で発行されたカードが利用できるので、沖縄を訪れた旅行者の利便性向上、県内の経済活性化に役立つと考えている」と話した。