那覇・前島の揚げパン専門店、限定200個が連日完売-口コミで人気に

北海道産の小豆を使い甘さを控えた粒あんと餅が入った丸い形のAパン(アンパン、写真=左)と、スパイシーなカレーにラフテー(沖縄風角煮)を入れた俵の形のCパン(カレーパン、共に165円)の2種のみ提供する

北海道産の小豆を使い甘さを控えた粒あんと餅が入った丸い形のAパン(アンパン、写真=左)と、スパイシーなカレーにラフテー(沖縄風角煮)を入れた俵の形のCパン(カレーパン、共に165円)の2種のみ提供する

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 那覇・前島の揚げパン専門店「あげパン工房Antoshimo(アントシモ)」(那覇市前島2、TEL 098-861-2087)の「揚げパン」が口コミで広がり、1日限定の200個が連日完売状態になっている。同店は5月1日にオープンした。

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 提供するのは、北海道産の小豆を使い甘さを控えた粒あんと餅が入った丸い形のAパン(アンパン)、スパイシーなカレーに「豚好きの沖縄の人に受け入れられる」(同店)とラフテー(沖縄風角煮)を入れた俵の形のCパン(カレーパン、共に165円)の2種のみ。5個以上の購入で1個150円となる。

 「パンにまぶした白い粒は、砂糖ではなく米粉を使っている。油にもこだわり、コレステロールがゼロで体に脂肪が付きにくいと言われる最高級キャノーラ油で揚げている。いい油を使っているのと米粉のためか、時間がたってもベト付かず、外側はサクッ、中はフワッ、モチッとしていて、油濃くなくあっさりしている。揚げ立ては特別おいしいのでぜひ食べてほしい」と同店オーナーの宮城博三さん。

 同店の揚げパンは、テレビ番組「マネーの虎」の出演やベーカリーコンサルタントとして活躍するパン教室「パンの耳」(京都市上京区)を主宰する内村浩一さんが考案したレシピを元にアレンジを加えたもの。宮城さんは「内村さんがららぽーとTOKYO-BAY『東京パン屋ストリート』で3カ月限定出店し、1日3,000個を売り上げたと聞いている。その揚げパンが沖縄で食べられるのは多分うちだけ」とし、「パン作りは全くの素人だったが、内村さんに揚げパンの作り方を教わった。京都まで出向いたり、内村さんに沖縄に来てもらったりしてマスターした」と振り返る。

 「これまでほとんどPRしてなかったが、ありがたいことに口コミで人気が広がり毎日完売状態に近い。当分はこの2つのパンで行く予定で、1日500個販売をクリアできたら新製品の開発に取り組みたい」(宮城さん)と意気込む。

 営業時間は11時30~売り切れ次第終了(焼き上がり時間は12時と15時の2回)。日曜・祝日定休。

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