那覇のリウボウで「トリックアート展」、家族連れでにぎわう

夏休み最初の土曜日となった21日に多くの家族連れでにぎわうトリックアート展(写真=会場内)

夏休み最初の土曜日となった21日に多くの家族連れでにぎわうトリックアート展(写真=会場内)

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 デパートリウボウ(那覇市久茂地1、TEL 098-867-1171)6階催事場で7月20日より、トリックアート展が開催されている。夏休み最初の土曜となった21日は、多くの家族連れでにぎわった。

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 会場内には約40点のトリックアートを展示。「裸のマハ」(フランシスコ・デ・ゴヤ)、「オダリスク」(ドミニク・アングル)、「ヴァウアーの肖像」、「ビーナスとマルス」(ボッティチェリ)など有名絵画を模したものから、「ダビデ像」(ミケランジェロ)や「考える人」(ロダン)などの彫刻、壁を突き破ってでてくる恐竜、水槽のガラスから飛び出あすクジラなど、横の長さ10メートルのパネル全体を使った迫力ある作品が並ぶ。訪れた人は作品に近づいたり離れたりしながら、見る位置によって絵の印象が変化する様子に驚きや感嘆の声を上げたり、作品と子どもを写真に収める光景があちこちで見受けられた。

 同社販売担当の桃原正人さんは「絵画をもっと親しんでほしいということでトリックアートが生まれたと聞いている。自由に作品に触れて、フラッシュ撮影も可能なので、是非家族で楽しんでほしい」と話している。

 トリックアートは、5色の特殊ペンキを使い一色一色重ねて塗り光の屈折を変えて二次元を三次元に見せる芸術様式。平面上には実際にない凸凹やモノを描き、見る人の錯覚を誘う「だまし絵」。

 閲覧時間は、10時~20時。入場料は、大人=700円、小中高生=500円、リウボウカード会員は大人=600円、小中高生=400円。同29日まで。

デパートリウボウ

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