
沖縄出身の宮里有さんと高階志文さんの2人がファッションブランドを同時に立ち上げ、10月10日・11日に那覇市内で共同の展示会を開く。
宮里有さんが立ち上げるブランドは「NECO YORK」。バスケットボール、スケートカルチャーをベースに、カジュアル、モード、アート、プロダクト、フードなどを展開。高階志文さんは藍染め職人とデザイナーの知識と技術を合わせて、「日常に藍を」をコンセプトにしたブランド「Bigot」をスタートさせる。
それぞれが沖縄から東京に出て学びファッションメーカーなどに勤務し、「東京で活躍しながら沖縄発信のブランドを立ち上げたい」と心に決めていたという2人。沖縄出身者が多いバスケットクラブで出会い、互いの夢を話したことから、共同でブランド発表会を行うことになった。
宮里さんは「東京に出て多くの刺激を受けた。同時に沖縄で育った自分の個性に磨きがかけられたように思う。ストリート系のブランドでその全てを表現していきたい」と意欲を見せる。高階さんは「石垣島の実家で受け継がれてきた藍染めの技術に自分が学んできた感性を融合させて、ブランドに表現した。沖縄の良さを藍染めに託した商品を発信していきたい」と目を輝かせる。
展示会の開催時間は、10日=13時~18時、11日=11時~19時。10日18時30分~22時に「VIVACE SPACE」(那覇市首里石嶺町4)でレセプションパーティーを開く。