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舞い上がれ「ピカチュウジェット BC」 那覇と宮古下地島空港を起点に笑顔と夢のせて運航

笑顔と夢を乗せて日本の空に再び。羽田空港で行われた就航イベントの様子(写真提供=スカイマーク)

笑顔と夢を乗せて日本の空に再び。羽田空港で行われた就航イベントの様子(写真提供=スカイマーク)

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 「空を見上げて笑顔に!!」との思いを込めたスカイマークの特別塗装機「ピカチュウジェット BC」が、沖縄(那覇空港・宮古下地島空港)の発着路線を中心に運航されている。

6月21日に那覇空港に到着した「ピカチュウジェット BC」初号機

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 世界の空をつなぎ、行く先々で空とぶピカチュウたちがすてきな思い出を届けることを目指して、さまざまな取り組みを行っている「ポケモン」(東京都港区六本木)。今後世界の国や地域で、オリジナルデザインによる「ピカチュウジェット」が就航を予定している。

 スカイマークの「ピカチュウジェット BC」は、その第1弾。「BC」と冠しているのは、国際航空運送協会(IATA)が定めるスカイマークの2レターコードで、増えるであろう世界の航空会社との混乱を避けるため記されている。

 乗客だけでなく、羽田空港や那覇空港、宮古下地島空港での離着陸を見学したり、飛行する姿を眺める人も多い。羽田空港で「ピカチュウジェット BC」を見学に来た田中譲次さん・保夫くん親子は、「旅行が自由にできるようになったら家族で沖縄旅行を計画している。その時には『ピカチュウジェット BC』に乗る予定。今日はどんな飛行機かを子どもに見せたいので見学デッキに来た」と記念写真を撮りながら話す。

 田中さんには思い出があるという。「自分が中学生で、弟が小学生の時に家族4人で沖縄旅行に行った。短いけど楽しい沖縄旅行だった。那覇空港で父親がカウンターで何やら交渉。そして出発が1時間遅れた。何かトラブルでも起きたのかと心配もしたが、自分たちが乗る便が東京から到着すると『ポケモンジェット』だった。得意げに父は『これに乗るよ』と言った。弟は飛び跳ねて喜び、自分もうれしかった。今から思うと空港で交渉して変更したのだと思う。そんな父がすごいと思った。亡くなったが、自慢げな父の顔は今でも忘れない。とても良い思い出」と振り返る。当時はANAが運航していた。

 6月21日。スカイマークBC519便(ボーイング737-800型機=機番JA73AB)の「ピカチュウジェット BC」の初便が羽田空港を15時35分に出発し、那覇空港に18時20分に到着した。日本の空に復活したポケモン「ピカチュウジェット BC」。搭乗の際に乗客は既に笑顔にあふれていた。

 スカイマークによると、塗装をまとう期間は5年間。「ピカチュウジェット BC」の運航状況は以下の通り(7月19日のスケジュール。運航については確認が必要)。

SKY511=羽田(6時30分)→(9時15分)那覇、SKY541=那覇(10時15分)→(11時5分)宮古・下地島、SKY542=宮古・下地島(11時55分)→(12時50分)那覇、SKY518=那覇(13時30分)→(15時50分)羽田の運航を行い、その後、SKY521=羽田(17時5分)→(19時50分)那覇、SKY522=那覇(20時30分)→(22時50分)。

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