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沖縄の無人島で「僕たちの楽園プロジェクト」 自然と共存しながら夢づくり

島での食べものは自分たちで海や山から手に入れる

島での食べものは自分たちで海や山から手に入れる

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 沖縄県北部にある伊是名島(いぜなじま)近くの無人島・屋那覇島(やなはじま)の活用を目指す「ヤンバルコビト」(読谷村楚辺)が推進する「僕たちの楽園プロジェクト」が話題を集めている。

クロワッサンの形をした無人島「屋那覇島」が僕らの夢づくりの舞台

 那覇市から車で2時間、国頭郡今帰仁村(なきじんそん)の港・運天港(うんてんこう)からフェリーで1時間、さらにチャーターした船で10分のところにある「屋那覇島(やなはじま)」。面積はディズニーシーとほぼ同じ大きさの0.74平方キロメートル、周囲約5.3キロメートル、標高12メートルの無人島で、その形から「クロワッサン島」と呼ぶ人が増えてきた。

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 プロジェクトを推進する大城福盛さんは「一言で表現すれば『ヤバイ島』。東シナ海にポツンとある無人島で、電気、ガス、水道がなく、家がないためトイレやシャワーも存在しない。島での食べものは自分たちで海や山から手に入れるしかない。そんな島が僕らの夢づくりの舞台」と目を輝かせる。

 大城さんは、自然豊かな無人島の良さを理解してもらい、何かを建てたり、リゾート施設のように開拓したりすることはせずに、自然との共存を大切にした楽園づくりに共鳴する仲間との巡り会いを楽しみに開拓を進めている。

 無人島を体験できる「ヤバイ無人島アドベンチャー」も好評で、企画を実施した2016年に71人、2018年に216人、そして今年は800人程度にまでに広がると予想している。最近では修学旅行や企業の研修などの話も進んでいるという。併せて世界初となる「無人島サバイバル検定」も実施している。

 大城さんは「携帯電話もお預かりしてアドベンチャーライフを過ごした方々は表情が変わって帰ってくる。みんな生き生きしている。何もないところで一日を過ごす。満天の星が感動的だったと話す人が多い。ぜひ一度体験していただければ」と呼び掛ける。

 7月上旬にはホリエモンも来島して、「堀江貴文イノベーション大学校(HIU)」の一環として無人島でのビジネスなどをテーマにしたアドベンチャーイベントも開催される。