那覇・久茂地に3月1日、昭和の歌謡曲演奏をメーンとしたライブハウス「ミュージックサロン ザ・ヒットパレード」(那覇市久茂地2、TEL 098-861-7676)がオープンした。オールディーズのライブハウスB-ONE(前島2、TEL 098-862-8970)の姉妹店。
店舗面積は約30坪、席数は50席。黒を基調にした店内は、昭和30~40年代のクラブをイメージした。壁には石原裕次郎や美空ひばりなど昭和を代表するスターのポスターや写真を飾り、生バンドが演奏するステージを設けるほか、ダンスが踊れるスペースも確保した。
ギター、ベース、ドラム、ピアノ、テナーサックス、ボーカルのバンド構成で、「昭和の歌謡曲や演歌」をメーンに、映画音楽にも対応する。「約4,000曲の楽譜を用意しているので、どんなリクエストに応えられると思う」(同店)という。ステージは1回約50分で、22時、23時30分、翌1時、2時に行う。ライブチャージは、1人=1,000円。客層は40代後半~60代で、客単価は約3,000円。
同店オーナーの花木秀人さんは「オールディーズのライブハウスはあるが、邦楽の懐メロに特化した生バンド演奏の店は県内ではここが初めて」という。続けて「今のカラオケでは団塊世代が楽しめる曲が少ない。そこで彼らをターゲットにした生バンド演奏による店をオープンした」と話す。
「当時のころを思い出しながら、生バンドをバックに懐かしい曲、思い出の曲をぜひ歌って踊って楽しんでくれたら」(花木さん)とも。
営業時間は19時~翌3時。日曜・祝日定休。