那覇に初の「テークアウト専門」うなぎ店-12年来の夢を実現

うな丼(小、並、上、特上)のほか、1尾を丸ごと焼いた蒲焼きや白焼き、肝焼き、骨せいんべいなどを提供する

うな丼(小、並、上、特上)のほか、1尾を丸ごと焼いた蒲焼きや白焼き、肝焼き、骨せいんべいなどを提供する

  • 0

  •  

 那覇・サンライズなは商店街の開南入り口近くに7月10日、沖縄で初めてとなる持ち帰り・宅配専門のうなぎ店「炭火焼うなぎ笑福」(那覇市松尾2、TEL 098-866-4029)がオープンした。

[広告]

 店舗の売り場には、手書きのメニューや、レジカウンター下には「日本一の鰻屋 UNAGI-YA!! を目指します」とうなぎに対する意気込みを表す。

 メニューは、絶品うな丼(小=700円、並900円、上=1,200円、特上=1,500円)、絶品うなぎ蒲焼き1尾(1,600円)、絶品うなぎ白焼き1尾(1,500円)のほか、肝焼き(1串、300円)、パリパリ骨せんべい(500円)、秘伝のたれ(大=300円、小=100円)をそろえる。2,000円以上で宅配にも対応する(バイクで15分以内に限る)。

 わかや本店(三重県松坂市)で修行したという同店オーナーの竹田和弘さんは「持ち帰り専門店のわかや本店で、関西風の焼き方を修行した」とし、「いきのいい新鮮なうなぎを毎日仕入れて、その日のうちに1尾1尾丁寧にさばいている。備長炭の炭焼きにこだわり、外はパリッと中はフワッと焼き上げ、分けてもらった50年以上継ぎ足してきたわかや本店秘伝のたれに付け提供している」と話す。

 出店について、竹田さんは「12年前にわかや本店の主人と出会い、持ち帰り専門のうなぎ屋をやりたいと思うようになった。別の事業をやっていたが、法人化を機に他の人に会社を任せ、死に物狂いの修行を経て開業にこぎ着けた。やっと夢がかなったという感じ」と振り返る。「今週の日曜日は『土用丑の日』だが、この機会に本場のおいしいうなぎの味を気軽に試してほしい」とも。

 営業時間は11時から売り切れ終了まで。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース