那覇でキックボクシング大会、地元選手が多数出場

有望な人材の発掘と育成を目的に行われるキックボクシング大会「かきみだし」(写真=ポスター)

有望な人材の発掘と育成を目的に行われるキックボクシング大会「かきみだし」(写真=ポスター)

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 那覇・国際通り近くゼファー那覇タワービル7階「club ECHO(クラブ・エコー)」(那覇市牧志2、TEL 098861-9915)で4月22日、キックボクシング大会「かきだみし」が行われる。主催は、キックボクシングジム「真樹ジムオキナワ」(浦添市内間)が運営する「かきだみし実行委員会」。「かきだみし」は、沖縄方言で「掛け試し」と書き「腕試し」の意味。

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 同委員会の安里昌明委員長は「沖縄の格闘技文化はまだまだ遅れている。キックボクシングや格闘技ジムが開設したり、イベントが開催されるのはここ最近のこと」とした上で、「沖縄はボクシングで7人の世界チャンピオンを生み出した。ボクシング以外でも世界を狙える人材はいる。その人材を発掘し育成するのが目的」と話している。同大会は2005年12月に初めて開催。年間4回の大会が組まれ、今回で6回目を迎える。

 試合は3分間×3ラウンドで肘打ち無しのムエタイルール。メーン試合のみ肘打ちありの完全ムエタイルールで行われる。「出場選手の実力や実績を考慮し試合を組んでいる。力が均衡しているためファイトあふれる面白い試合が見られると思う」(安里さん)と話している。

 メーン試合は、元MA(マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟)バンタム級王者・山本ノボルと、地元・真樹ジムオキナワ所属のMAバンタム級2位・RIOT(ライオット)との対戦。RIOTは12月に行われるタイトルマッチに臨めるかどうかの重要な1戦となる。このほか、フライ級からヘビー級まで7試合が行われる。

 「将来、この大会に出場した選手が日本、世界チャンピオンになる可能性もあるので、そんな選手をいち早く見たい人はぜひ会場に足を運んでほしい」(安里さん)と話している。

試合時間は、開場=14時、本戦開始=15時。料金は、前売り=3,500円、当日=4,000円。問い合せは、かきだみし実行委員会(TEL 098-874-5794)まで。

かきだみしオフィシャルサイト

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