那覇・リウボウ(那覇市久茂地1)7階・美術サロンで8月30日、陶芸家・平良みどりさんの個展「平良みどり陶展」が始まった。同店での開催は2年ぶり。
シンプルな中にも沖縄を感じる器、花器、シーサーなど65品目、約300点以上を展示販売する。ふた付きの菓子器や丼、ご飯茶わんをはじめ、マグカップ、箸置き、ランプシェード、ボウル、タンブラー、ソーサー付きカップ、ちょこ、抱瓶(ダチビン)やカラカラの酒器セット、片口酒器、アイスペール、花器や水差し、一輪挿し、面シーサー、茶入れなど、陶器を中心に半磁器など多岐にわたる。
平良さんは「沖縄の持つ自然の鮮やかさや力強さを意識しながらも、木などが倒れ風化しそこから新芽が芽生えてくる時間の経過を、自分自身の思いを含め作品に焼き固めた。花器や鉢などにその思いは強く表れていると思う。作品を通して何か感じてもらえたら」と来場を呼び掛ける。
営業時間は10時30分~20時(9月1日からは19時30分まで、最終日は17時まで)。入場無料。9月5日まで。