ウェブ制作・運営を手がける「アイディーネットおきなわ」(中城村)は4月1日、沖縄に特化したアンケートサイト「うちなーんちゅ1万人でつくるWeb」を開設した。同様のサイトは「沖縄では初めて」(同社)という。
同サイトは、「沖縄の生活者による沖縄の企業のためのアンケートサイト」がコンセプト。沖縄県内在住者に限定された会員モニターは、沖縄県内の企業の商品やサービスに対してアイデアの書き込みやアンケートへの回答を行う。同社は、会員から出た面白いアイデアやアンケート結果を企業に提出し、商品開発やサービス向上などに役立ててもらう仕組み。
採用されたアイデアには賞金や賞品を提供するほか、会員を対象に毎月抽選で1万円をプレゼントする企画も設定。また、「日常で困ったこと」「これやって~」「ヒット商品を作りたい!」のカテゴリーも設け、有益な情報提供者には賞金を提供する。
同社営業企画の玉城愛史郎さんは「企業がもっとも困っているのは新商品のアイデア。生活者の視点でアイデアや意見を自由に書き込んでもらい、沖縄らしいオリジナリティーにあふれた商品、サービスを発掘したい」とした上で、「このサイトから生まれた商品やサービスによって沖縄産業の発展に少しでも貢献できれば」と話している。
現在、飲料水販売、酒造メーカー、不動産業、印刷業の4社が参加。会員は103人(4月27日現在)。玉城さんは「新たに4社の参加が決まった。今後も参加企業を増やしていく。業種もさまざまなのでアイデアがある人は会員登録し気軽に参加してほしい」とも。
会員モニター登録は無料。ただし沖縄県内在住者に限る。