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那覇で「あけもどろ総合文化祭」-書道・生活美術会員が日頃の成果発表

書道部会では会員116人が作品を出展し、生活美術部会も会員99人が100点以上の作品を出展する

書道部会では会員116人が作品を出展し、生活美術部会も会員99人が100点以上の作品を出展する

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 那覇市民ギャラリー(那覇市久茂地1、TEL 098-867-7663)で3月13日、「あけもどろ総合文化祭 書道・生活美術部会発表会」が始まった。主催は那覇市文化協会で、今回で20回目。

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 「あけもどろ」は、沖縄の古い歌謡集「おもろさうし」にある言葉で、明け方や朝日に染まり始めた荘厳な様子をたたえ表す言葉。

 同イベントは、琉球民謡芸能や古典芸能、八重山芸能、民謡、日本舞踊、新舞踊、音楽、歌謡、ハワイアンカルチャー、大正琴、詩吟、邦楽、演劇、生活文化、茶道、社交ダンス、美術工芸・写真、書道、生活美術(人形・和紙ちぎり絵・押し花・琉球手まり)など、那覇で活動する20部会の会員が日頃の成果を発表する場。2月11日より4月1日までの期間にそれぞれの部会が発表を行う。

 今回、書道部会のブースでは流派を超えて会員116人が作品を出展。草書、行書、篆書(てんしょ)、隷書(れいしょ)で書かれた多彩な作品100点以上が並ぶ。生活美術部会では、沖縄の文化を取り入れた人形や琉球人形をはじめ、さまざまな花を用い仕上げた押し花、風景などを和紙で描いた和紙ちぎり絵など、会員99人が100点以上の作品を展示する。

 生活美術部会会長の岸本秋子さんは「作品は1年の集大成とも言えるもので、こうした発表の場はとても励みになる。会員のほとんどが主婦だが頑張って作っている。見に来た方が『私も作ってみたい』『参加したいと』興味を持ってもらえたら」と話す。

 開催時間は10時~19時(最終日は17時まで)。入場無料。今月18日まで。

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