重箱料理やお供え料理、沖縄風天ぷら、弁当などを販売する「上間てんぷら店」(沖縄市中央)が5月9日、那覇・金城に初の姉妹店「上間てんぷら店 小禄金城店」(那覇市金城5、TEL 098-852-1340)をオープンした。
店舗面積は約50坪。フライヤー5台を備える広々とした厨房スペースに販売スペース、イートインスペースも設ける。
メニューは、イカや野菜、モズクなど沖縄風天ぷら8種(50円~100円)をはじめ、カツ弁当、エビフライ弁当など弁当約20種、100円沖縄そば、ジューシー(沖縄風炊き込みご飯)やおにぎり約8種などを用意する。
そのほか、ゆし豆腐(おぼろ豆腐)、三枚肉、ゴボウや昆布の煮物などの総菜5種も。生年祝いやシーミー(清明祭)などの伝統行事で供される重箱料理、オードブル、祝いや法事用折り弁当、結納料理などにも対応する。
3代目店主の上間さんは「沖縄市には親せきの店が3店舗、宜野湾市には弟の店もあり、それぞれが中部で頑張っているが、那覇はまったくの未知の土地で今は手探りの状態。客層や来客の時間帯なども違い、いろいろ見極めているところ。お客さまの声を取り入れながら、地元の人たちに長く愛される店を目指したい」と話す。
営業時間は7時~20時。