サンゴの日(3月5日)に31番目の国立公園に指定された慶良間諸島で、観光誘致と生態系維持を目的に「チームけらま(TEAM KERAMA)」が9月29日に発足し、10月より本格的な活動を開始した。
座間味村、渡嘉敷村、座間味村商工会青年部、渡嘉敷村商工会青年部のメンバーが「チームけらま」始動の母体となった(プロジェクト立ち上げの打ち合わせ風景)
座間味村、渡嘉敷村、座間味村商工会青年部、渡嘉敷村商工会青年部が主催し、座間味村商工会と渡嘉敷村商工会が後援する同プロジェクト。「ケラマブルー」と呼ばれる透明度の高い海域、高密度で生育している多様なサンゴ、ウミガメやザトウクジラなどに会うことができることなど慶良間諸島の情報を発信。合わせて豊かな生態系を維持するための活動を展開していく。
11月23日を「いいうみの日」とし、「ビーチクリーン活動・ビーチクリーンアート制作」を実施。前夜祭(同22日)と後夜祭(同23日)も開催する。
同チームの趣旨に賛同するキリンビールマーケティング、全日本空輸、ローソン沖縄、沖縄ツーリストをはじめとする企業や、タレントのさかなくん、松岡ゆみこさん、俳優の翁長大輔さんらが同チームと一体となり慶良間諸島の盛り上げに協力する。
キリンビールマーケティングは同活動に賛同し、慶良間諸島国立公園を応援するために7月に沖縄限定で発売した記念商品の売り上げの一部で、オリジナルデザインTシャツを制作。座間味村と渡嘉敷村に各200枚を進呈した。同Tシャツはビーチクリーン活動の参加者に配布される予定。