那覇で初の「ボタニックアート」展-押し花やレカンフラワーなど多彩に展示

自然の花や葉などの色や形を素材にレカンフラワー、ネイチャープリント、押し花などの技法を駆使しアートへ昇華させた作品が並ぶ

自然の花や葉などの色や形を素材にレカンフラワー、ネイチャープリント、押し花などの技法を駆使しアートへ昇華させた作品が並ぶ

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 沖縄の自然と癒やしをテーマにナチュラルライフを提案する「ぴゅあぐりーんカンパニー」(那覇市仲井真、TEL 098-855-1566)で6月11日より、押し花作家・當間光江さんの初めての一人展「花と緑で描くボタニックアート展(レカンフラワー、押し花、ネイチャープリントの世界)」が行われている。

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 ボタニックアートとは、押し花作家・杉野宣雄さんが提唱しているもので、杉野さんが開発したフラワーアートクラフト技法のレカンフラワーやネイチャープリント、押し花などを総称する言葉。

 店内のギャラリーには、當間さんが手がけた作品約50点を展示。作品の近くに、タイトルや使用花材、作品意図や表現テクニックなどをつづったカードも添える。さまざまな花や葉を用いてハート型をアピールした押し花作品をはじめ、花を自然の立体状態で乾燥させ額内に表現するレカンフラワー、革にリンゴやブドウの皮を転写して立体的に仕上げたネイチャープリント、ニンジンを乾燥させバラの花に仕上げた野菜クラフト作品、布製バッグや鉢などに花や葉の自然の色や形を染め上げたものなど、さまざまな作品が並ぶ。

 押し花やネイチャープリントなどの教室「フロール光(てぃら)」(宇栄原1、TEL 080-1737-5530)を主宰する當間さんは「ボタニックアートとしては沖縄で初めての作品展」としたうえで、「レカンフラワーやネイチャープリントは新しいスタイルで、沖縄で知っている人が少ない。多くの人に知ってもらいためと、その普及を目的に作品展を企画した」という。「自然の花や草などを素材にさまざまな技法から生まれたボタニックアートの世界をぜひ楽しんでほしい」(當間さん)とも。

 同店は、ナチュラル素材にこだわり、オーガニック商品、コスメ、ベビー雑貨などを扱うほか、HSTI整体施術も行っている。店内にはギャラリーを併設し、県内作家の焼き物、琉球ガラス、クラフトなども展示する。

営業時間は10時~18時。入場無料。7月9日まで。

横浜赤レンガ倉庫で地元・押し花作家がアートクラフト展(ヨコハマ経済新聞)天神で「粉描花展」-乾燥させ粉状にした花や葉を絵の具代わりに(天神経済新聞)押し花とアートクレイシルバー展-NHK秋田ギャラリーで(秋田経済新聞)ぴゅあぐりーんカンバニー

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