那覇・沖縄銀行本店裏に7月4日、串カツ専門店「チビかつ商店3丁目」(那覇市久茂地3、TEL 098-863-1194)がオープンした。
店舗面積は約23坪で、席数は40席。テーブル席のほか、堀こたつ式の座席、カウンター席を設けた。店内は「遊び」をテーマに、掘りこたつ式座席、窓辺の小さなカウンター席などを設け、内装をはじめ照明などスタッフ自らが工事したという。
メニューは、串カツをメーンに約40種を提供。串はすべて94円。「く=9、し=4としゃれで付けた値段」(同店)というが、「パン粉、小麦粉、ネタ、タレなどすべてにこだわり、いっさい手を抜いていない。外はカリッと、中はジューシーに油っこくなくあっさり仕上げた。タレはオリジナル自家製で、2度付けは厳しく禁止している(笑)」(同)。
豚バラ、豚ヘレ、カシワ、ササミなどの肉類、イカ、タコ、エビ、シシャモ、キス、ホタテ貝柱などの魚類、シシトウ、ナスビ、白ネギ、カボチャなどの野菜類と豊富に取りそろえたほか、アイス串、イチゴ串、バナナ串などのデザート串も用意した。そのほか、ロシアンルーレットの串版「ロシアンくし」や1本無料となる「当り付き串」など、「遊び」の要素を取り入れたメニューも用意。食べ放題のサラダバーを店内に2カ所に設けた。
サイドメニューとして、白ごはん、みそ汁、一口ソーメン(各200円)、枝豆、キムチ、タコワサ、チャンジャ(各250円)、おにぎり、玉子かけごはん、お茶づけ、冷ウーロン茶づけ(各300円)、アイスクリーム3種やかき氷3種(各250円)なども用意した。
同店は、大阪のダンスチーム「PANIC」のにしおさんと沖縄の「琉球の風なの?」のジャンジャンさんのダンサー2人が始めた。ジャンジャンさんこと宜野座健士さんは「大阪で串カツを食べた時にそのおいしさにはまった。にしおさんが串カツ屋で働いていたことや沖縄に住みたいと考えていたこともあり、沖縄の人にもぜひ本場の串カツを食べてほしいと2人で店を出した」と話す。
「『楽しい』『遊び』をキーワードに店を盛り上げていきたい。ライブイベントなども企画しているので、ぜひ一度食べに来てほしい」(宜野座さん)とも。
営業時間は17時~24時。日曜定休。