那覇で「沖縄女流美術展」-ベテランから気鋭作家まで40作品展示

展示作品は、油彩、アクリル、彫刻、染色、石こう版画、日本画をはじめ、性質や種類の異なる複数の素材を組み合わせたミクストメディアの作品など多彩な内容がそろう

展示作品は、油彩、アクリル、彫刻、染色、石こう版画、日本画をはじめ、性質や種類の異なる複数の素材を組み合わせたミクストメディアの作品など多彩な内容がそろう

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 那覇市民ギャラリー(那覇市久茂地1、TEL 098-867-7663)で9月16日より、「沖縄女流美術展」が行われている。主催は沖縄女流美術家協会(那覇市首里当蔵町2、TEL 098-884-4756)で、今回で34回目。

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 会場には、会員43人の内38人の40作品を展示する。会員は70歳のベテランから芸大教授や講師、高中校の教師、新進気鋭の若手作家までと幅広い。展示作品は、油彩、アクリル、彫刻、染色、石こう版画、日本画をはじめ、性質や種類の異なる複数の素材を組み合わせたミクストメディアの作品など、F30号の小作品からF120号の大作まで多彩な内容がそろう。

 事務局長の仲本和子さんは「女性作家が仕事や家事などの忙しい中で仕上げた作品だが、作家それぞれが好きなテーマで好きな表現方法でしており、どれも完成度が高く質の高い作品が集まったので、ぜひ一度見てほしい」と話す。

 同協会は、デパートリウボウが企画した「郷土の女性作家による絵画展」(1974年)に協力したことがきっかけで1977年に正式に結成。毎年1回、那覇での合同展のほか、移動展や小品展などを行っているほか、これまで10周年、20周年の節目の年に4冊の記念画集も出版している。

閲覧時間は10時~19時(最終日は15時まで)。入場無料。今月21日まで。

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