那覇市商工振興課は1月16日より、沖縄三越（那覇市牧志2、TEL 098-862-5111）の6階イベントプラザで「那覇の物産展」を開催している。

　同展は、那覇の物産の販売促進や生産者の意欲の高揚を目的に毎年行われており今年で29回目。会場では、昨年より4事業所多い31事業所が代表商品を展示販売している。

　内容は海産物、県産果物、有機野菜、健康食品、菓子、コスメ、那覇市伝統工芸品（壺屋焼、琉球紅型、琉球漆器、琉球ガラス、首里織）などと幅広い。2005年12月以降に開発された優良商品を表彰する「那覇市長賞」で、最優秀賞を受賞した「スキンケアシリーズIZENA」（ビバーチェ）、同優秀賞の「天使のはね」（丸吉塩せんべい屋）、「琉球漆器の堆金竜ボールペン」（琉球うるし工芸）なども展示販売される。

　期間中は、マグロ解体ショー、グルクン（県魚、和名=タカサゴ）の唐揚げ、子豚のソーキあぶり焼き、オリジナルのサーターアンダギーなどの実演販売を行うほか、会場内に「茶屋」が開設され、ステーキハウスレストラン88グループの「八十八亭（やすはちてい）」の牛汁そば（700円）や牛丼（700円）、牛汁（700円）、居酒屋「りゅうび」の豚ソーキ網焼（2,000円）やイカスミ焼そば（700円）などの料理も楽しめる。また、那覇市制施行85周年を記念して、ジーマーミ豆腐、蒸しカステラ、沖縄天ぷら、サーターアンダギーなども特別価格で提供。

　期間中の売り上げは3,000万円を見込む。開催時間は10時～20時（飲食は19時30分まで）。同22日まで。