那覇・大中町の住宅街に隠れ家カフェ-自宅1階を開放、畳の個室も

カロリー計算を行った家庭料理をメーンした健康メニューで、大豆などが入った「豆ごはん」が自慢だといい、ランチを中心に営業する

カロリー計算を行った家庭料理をメーンした健康メニューで、大豆などが入った「豆ごはん」が自慢だといい、ランチを中心に営業する

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 那覇・首里大中町の住宅街に12月16日、カフェ「タミーズ」(那覇市首里大中町2、TEL 098-887-6067)がオープンした。

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 店舗面積は約20坪で、席数は18席。自宅1階部分を開放した店舗は、天窓が設けられ明るい雰囲気で、白を基調にウッディーなイメージを演出。テーブル席、カウンター席、畳の個室などを用意したほか、車いす専用入り口も設けた。同店オーナーの金城民子さんは「自宅を開放しただけで、車いすの専用入り口はもともと祖母のために作ったもの。改装は行っていない」と話す。

 メニューは、週替わりのランチ(850円、スープ、ドリンク、ミニデザート付き)をメーンに、健康を考えた家庭料理を提供する。「特にこだわっている」というごはんは、減農薬栽培の黒米を使い、キビや押し麦、大豆などの豆類などが入った「豆ごはん」を用意した。金城さんは「料理は毎週、友人の栄養士に実際に食べてもらい、カロリー計算した健康的な料理を出すよう気を使っている。豆ごはんがおいしいと、おかわりする人が多い」という。そのほか、ケーキセット(500円)、ぜんざい(350円)なども。

 出店について、金城さんは「カフェを出すことが前からの夢だった。定年を機に今しかできないと思い、友だちのアドバイスもあり、まず店をオープンした」とし、「これまで別の職種だったため料理もケーキ作りもこれからだが、10年はこの店を続けていきたい。畳の席のあり小さなお子さん連れや模合(もあい)などに利用してもらえたら」と話す。

 「模合」は本土における頼母子講・無尽講に相当する相互扶助システムで、グループで毎回いくらか一定のお金を出し合い、メンバーがそのお金を一人ずつ順番に受け取っていくもの。

 営業時間は11時30分~16時。日曜・祝日定休。夜の営業にも対応するが予約が必要。年末は今月30日までで、年始は1月5日から営業予定。

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