首里駅~南風原町兼城間に無料バス-沿線企業のスポンサー料で運行

無料バスは28人乗り、運行時間は首里駅13時発から首里駅22時59分着までで、スポンサー企業や店舗の客以外も利用できる

無料バスは28人乗り、運行時間は首里駅13時発から首里駅22時59分着までで、スポンサー企業や店舗の客以外も利用できる

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 沖縄都市モノレール「ゆいレール」首里駅~南風原町兼城間で6月12日より、沿線の企業や店舗がスポンサーとなり「無料バス」の運行が始まった。企画したのは広告代理店「ぴぴ」(那覇市字上之屋、TEL 098-864-2525)で、バスの運行はタクシー・観光バス業などを手がけるワールドトランス(豊見城市字与根)があたる。

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 無料バスは28人乗りで、車体の回りには、停車場所となるスポンサー名を記しアピールする。運行時間は、首里駅13時発から首里駅22時59分着まで。停車場所は、首里駅、複合施設「環境の社ふれあい」、スポーツレジャー施設「スポーツワールドサザンヒル」、カルチャースクール「ウエルカルチャースクール」、那覇市民体育館前、真地団地、スーパーマーケット「タウンプラザかねひで南風原店」、居酒屋「いろり亭」、リラクゼーション施設「SAUNA&SPAうちなーゆ」、居酒屋「味楽酒房夢家」、カラオケ店「カラオケとまと一日橋店」。各停車場所を1時間に1回のペースで回る。

 ぴぴの島尻雅彦社長は「スポンサー企業や店舗の店先に停車するため誘客が見込めるメリットがある。新しいビジネスモデルとして成功させたい」とし、「ルートは、既存の路線バスのルートと重ならないか本数の少ないルートを選んだ。運行時刻や地域の利用者にも配慮し、店舗の客以外もバスを利用できるようにした」と話す。

 島尻社長は「首里駅を機転にしたことでモノレール利用者の増大を見込めるほか、渋滞の緩和に効果があると思う。車を使いたくても使えないお年寄りや地域の中高校生、飲んだ帰りにと、多くの人に利用してほしい」と利用を呼びかける。

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