那覇・安里に「おさかなカフェ」-「快眠活魚」で沖縄の魚を提供

「地産地消」をもう一つのテーマに、島豚料理やチャンプルー類なども提供する

「地産地消」をもう一つのテーマに、島豚料理やチャンプルー類なども提供する

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 那覇・安里交差点の角に8月11日、生きた魚に針を刺し眠らせた状態にする「快眠活魚」で処理された魚料理を提供する飲食店「おかさかなカフェ」(那覇市安里1、TEL 098-988-1880)がオープンした。

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 「快眠活魚」は「おさかな企画」(大分県佐伯市)が開発した技術で、薬品などは一切使用しない。活魚が持つ魚本来の味わいと弾力ある食感が味わえ、魚臭さもないという。

 店舗面積は厨房を含め約42坪で、席数は60席。黒を基調にした店内は、テーブル席のほか、カウンター席、スタンド席も設ける。オーナーの屋良修さんは「沖縄のおいしい魚を気軽にカジュアルに楽しんでほしいと思いカフェ風をイメージし店名もカフェと付けた」と話す。

 メニューは、魚料理をメーンに、沖縄の食材を使った料理を提供。快眠活魚で処理された魚の丸焼きをはじめ、刺身盛り合わせ、魚汁、魚のフリッター、魚のオイル漬け、グルクン(和名=タカサゴ、県魚)の空揚げの海鮮料理など。そのほか、とろ軟骨ソーキ、ラフテー、島豚の冷しゃぶ、島鶏の唐揚げなどの肉料理、ゴーヤーチャンプルーやソーミンチャンプルーなどの沖縄料理、サラダや一品料理、ウニチャーハンや海鮮タコライスなどのごはん料理も。ランチは、マグロの頭でだしを取った沖縄そばやグルクンそば、ミーバイ(ハタ科の魚)汁、海鮮タコライスなども用意。

 屋良さんは「快眠活魚の技術を用い、血抜きや処理をしっかりすることで、沖縄の魚もおいしく提供できる。『沖縄の魚は身がゆるい』というイメージを払しょくしたいと思い出店した。『地産地消』をテーマに県産食材にもこだわっている」と話す。「グルクンは空揚げにすることが多いが、快眠活魚の刺身を食べたお客さんが『こんなにおいしかったのか』とびっくりする。スチームコンベクション(蒸気調理器具)を使い、外はカリッと中はフワフワと仕上げたバター焼きもおすすめ」とも。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時、ディナー=17時30分~23時。日曜定休。

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