スタンドスタイルのカフェ運営や沖縄果実・野菜の販売、オリジナルスイーツの製造販売を手がける「琉堂」(那覇市前島3)は2月5日、平和通り沿いに芋専門店「琉堂平和通り店」(牧志3、TEL 098-861-1947)をオープンした。那覇市内では3店舗目。
紅芋を使ったスイーツを提供する同店。紅芋あんと国産の小倉つぶあんを、紅芋を練り込んだ皮でサンドした「紅芋どら焼き」(1個210円、5個入り980円)をはじめ、紅芋ペーストや紅芋粉をあしらった「紅芋モンブランソフトクリーム」(330円)、紅芋焼き芋(100グラム170円、700グラム980円)などをそろえる。
同店スタッフの与那嶺真吾さんは「皮にまで紅芋を練り込んだ紅芋どら焼きは、県内で初めてでは。食材はすべて国産のものを使っている。焼き芋も生のものを使っており、水分が豊富で甘みが高いのが特徴」と話す。
新店の出店について与那嶺さんは「紅芋を使ったどら焼きなどが物産展で好評だったこともあり、芋を専門とした店がないこともありて出店した」とし、「これから紅芋ぜんざいも販売予定で、今後は紅芋に限らずさまざまな芋を使ったスイーツや総菜、芋そのものの販売など、芋専門店として頑張っていきたい」と意気込む。
営業時間は9時30分~19時。