那覇で海外アーティスト展-ロンドンのアーティストが日替わりで個展

ロンドンから来沖したGuy Oliver(左)さん、今回の展示を企画した津波博美さん、Yves Dalbertoさん

ロンドンから来沖したGuy Oliver(左)さん、今回の展示を企画した津波博美さん、Yves Dalbertoさん

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 那覇で1番小さなアートギャラリー「GALLERY point-1」(那覇市牧志3、TEL 070-5482-9375)で4月12日、ロンドンを拠点に活動するアーティスによる展覧会「LONDON EYES」が始まった。

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 展示は1部と2部に分かれ、1部はロンドンを拠点に活動するアーティスト6人の映像作品を中心に日替わり展示する。作品は3~10分ほどで、それぞれ1~3点を上映。12日は、Daniel Bevanの映像作品を上映。コマーシャル化し昔の面影を失った市場「Covent Garden」が舞台で、かつて野菜市場でその象徴だったジャガイモをモチーフに風刺的に表現する。13日=Wiktor Gacparski「The People Who Have Been Eaten By Trains」(映像)、14日=Andrew Kean-Hammerson「fr_87160」(同)、15日=Guler Ates「Fusion」(同)、16日=津波博美「3rd house」(写真)、17日=Guy Oliver「What a(Wonderful)World」(映像)。

 2部は、来沖したYves DalbertoとGuy Oliverが滞在中に感じた「沖縄」を、映像を通して表現する。

 同展を企画したロンドン在住の津波さんは「沖縄市で19日から始まるイギリスや沖縄のアーティスト12人による沖縄・イギリス交流映像展『Home/家』のプレイベント的な要素もあるが、ギャラリーオーナーの儀間朝龍さんから依頼を受けて『Home』とは違う作品を展示するようにした」とし、「日替わり個展だけでなく、YvesとGuyの2人が異なる視点からとらえた別の沖縄もぜひ見てほしい」と話す。

 開催時間は1部・2部ともに14時~19時。入場無料。1部は今月17日まで、2部は19日~22日。

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